彼は彼女にしか笑わない[短編]

俺の生活 玲矢-side-

最近俺の生活が変わった。

彼女に振られた。
俺だけ本気だったんだ、馬鹿だな。

そんな時その別れ話を聞かれてた。
確か2年C組の古河未來だったよな?

あいつははっきり言って変だ。
せんこうのものまねしたり自分の名前呼ばして笑わせようとするし。

振られた次の日から俺にかまうし。

そして以上に明るい。

この前なんか---
「玲矢くーん!ハァハァ...これからお昼?」

「そうだけど...」
わざわざ走ってきたのかぁ?

「じゃぁ~一緒に食べない?」
「...いいけど?」
ほら、変なヤツ。

「本当?良かった!!」
そんな笑顔になることか?
  キュンッ

キュンッ!ってなんだ?!
 俺おかしいのかな?

そんなことを思い出しながら俺はぼーッっと歩いてた。

「玲矢...?」
ん?

「ぁっ!」
元カノだった。

最悪。

そのとき...
「玲矢く~..」
あいつだ。

未來は止まれなかったらしく俺に突っ込んできた。

!!...
「心配しないで、俺も彼女できたし..な?」
「玲矢本気でいってるの?」

「本気だよ..」

ちゅッ!!
俺は未來に軽いキスをした。

「行くよ」

俺は未來の手を引っ張って彼女の横を通りすぎた。


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