王子嫌いなお姫サマ☆
次の日、学校について教室で龍を探す
……まだ来てないか。
だからと言って、居たとしてもなんて話せばいいかわからない
「雫―っ!おはよ♪」
「おはよ。」
ハイテンションな美結に比べてテンションが落ち気味なあたし
「どうした?雫?元気無いじゃん。」
心配そうにあたしの顔を覗き込んでくる
その時、教室のドアが開いた
「龍―っ。ギリギリすぎ――♪」
「………」
教室に入ってきた龍の周りには、いつも通り友達が集まってきた
友達と言っても、龍を狙っている女の子が大半。