王子嫌いなお姫サマ☆


もちろん注目の的。


赤い顔を更に赤くして、うつ向く雫



そんな雫が可愛すぎて、つい顔がにやけてしまった



「じゃあ、また明日な。」


雫を家まで送り届けて、俺は帰ろうとした



と、その時


「龍っ!!」



「ん?」



パタパタと小幅で走り寄ってきて、俺の耳元の高さになるように背伸びする雫


……なんだ?


「あたし、必死になるくらい龍のこと好きだから。」


っ……///


「じゃ、じゃぁね////」



そう囁いて、逃げるように家に入っていった








真っ赤になった俺を残して………







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