王子嫌いなお姫サマ☆
「ゔっ……」
確かに、前の俺なら付き合ってすぐに手を出してた
相手も拒否しなかったし。
ってか付き合うってヤること意外、何もないと思ってたから
でも今回は訳が違う
「まさかその龍が、こんなに我慢してるとわなぁ―」
頷きながら言う
「でもそれだけ姫が大切ってことだろ?愛してんだね―姫を♪」
「ニヤニヤするな!!」
あぁ―…
マジこいつに話すんじゃなかった!!
「でもそろそろ限界じゃねぇ―?普通の男子高校生としては?」
「…………」
「この際家に連れ込んで……」
その言葉の続きを聞く前に秀哉の頭を殴った
「ったぁ―…。せっかく親友がアドバイスしてやってんのにさぁ―」