愛情の距離



「尚。お前、そんなに夏奈ちゃんが好きだったんだな。」



潤にポツリと話した

「夏奈を失いたくない。」



高校時代の、荒れていた俺を、知らず知らずのうちに変えていた

それが夏奈だから。

俺の心の支えは、いつも必ず

夏奈だから。



「夏奈しかいらないんだ。」





< 51 / 230 >

この作品をシェア

pagetop