ブランケット
あんなに、私なんて足枷だと思っていたのに。
しかも「帰らない」って言っちゃったのに。
1日経って、あっさり帰ってくるなんて。
「…。」
呆然と立ち尽くしている朝貴。
様子から見ると寝ていたみたい。
「ごめ…寝てた?」
「あ…。」
もしかして、もしかして…。
この私がいなかった1日の間に新しい彼女が出来ていたとか!?
確かに「もう帰らない」=「別れよう」ってなってしまうのも無理はないかもしれないけど…っ。
色んなイメージ映像が浮かんで、フラフラする。
そして、玄関の扉に手をかけた。