天然彼女とギャル男彼氏
優は「おやすみ。」と言って部屋を出て行った。
俺もおやすみと言った。
さっそくメールするか。
んーなんて打とうかな。
「優に連絡先教えてもらってメールしたんだ。明日逢う約束した逸人だよ★」
で良いか。送信っと…。
なんて返事来るかな…。
―プルルプルルッ―
メール着信有り★
携帯が鳴り響いた。
寝てると思っていた相手
から返事が返ってきた。
メールボックスを開き
メールの内容を見た。
「夜遅くにメールしてくれてありがとう★優は遅くに連絡先教えたのね。気がきかなくてごめんなさい。もちろん優からも伺ってます。明日楽しみですね。私の名前は「彩」なんで好きに呼んでください。」と来ていた。
意外に長文だ。
そんな他愛もないメールのやり取りは遅くまで続いた。
向こうからは返事が無くなり寝てしまったのかと
思い携帯を閉じて眠りに
ついた。
早く明日になれ。
そう思って眠った。
翌朝何故か早く目が覚め
優が居る場所に来ていた。
優は目を開け「お前意外と起きるの早いな。」と言って目を擦った。
俺は笑顔で「それどころじゃないって。」と言った。
優も笑顔で「なんだよ。」
と突っ込んできた。
俺は「昨日メールしちゃった」と喜んだ。
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