ブライト・ストーン~青き守りの石~【カラー挿絵あり】
いつも何処かで感じていた、孤独感――。
学校にいても友人とバカ騒ぎをしても、ガールフレンドと付き合っていても、それはいつも付いて回った。
優しい伯父夫婦。その生活に何の不満も無かった。
温かく、平穏な毎日。
それでも感じてしまう、どうしようもない孤独感に押しつぶされずにいたのは、茜がいたからだ。
『敬にぃ!』
自分を呼ぶその声が好きだった。
「茜……」
すまない――。
敬悟は、自分の意識が遠のいて行くのを感じた。