虹の側に
「…………そ…ら?」


瞼を開いたそこには、青空が広がっていた。

確か、雑誌の撮影で………スタジオに………


「瞭?気付いたか?」


青空を遮る影。


「……なか……む…さん?」


「熱、凄いことになってたぞ?」


「……はぁ。」


「今晩は入院しろ。明日朝迎えに来るから。」


入院……したんだ、俺。

空じゃ……なかったんだ。

「わかってるか?瞭?」


「すみません。撮影は?」


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