王国ファンタジア【氷炎の民】用語・キャラクター解説

その他の人物

レジィ

 サレンスの従者として身の回りの世話をしている。
 炎を操る<氷炎の民>ではあるが、成人前の子供のため力は封じられている。
 白銀の髪と柔らかな青色の瞳。10歳。
 両親が早世したためか、<導き手>であるためか、年の割りに老成した部分が見られる。
 サレンスのことを女癖の悪い、手のかかる常識のない人と思い、自分がしっかりしなくてはと思い込む苦労人。
 家事一般は得意。
 本名は父と同じレジアス、レジィは愛称。

セツキ

 雪狼。白銀の分厚い毛皮をまとった猛獣。瞳は薄青だが、夜は緑に光る。
 サレンスやレジィに酷く懐いている。
 大人は無理だが、子ども一人分くらいなら楽に乗せるくらい強靭なため、荷物の運搬や食糧の調達、レジィの移動、護衛に力を発揮する。
 もともと氷原の生物のため、暑さには弱い。
 気温が高い王都ではサレンスが適度に冷やしてくれるが、彼に負担がかかるようならレジィがかっこよく刈り上げる約束? で付いてきた。
 人に馴らしてあるとはいえ、野生の猛獣としての本能はたぶんに残しているため、見知らぬ人が下手にかまうと襲い返すくらいはする。

湖の姫

<サレンス>の妹神。地底湖に姿を見せたが、水を支配する神のため、水の流れるところはすべて彼女の知るところである。人をあまり快く思ってはいないが、基本的には不干渉である。兄の頼みに従い、王都にサレンスたちを送り込んだが、代償として兄神の力の一部を預かる。

< 3 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop