fight*girl

究極の選択









「…………い」


「…………」


「おい、あいって」


「え…?」





肩をポンと叩かれ振り向く。


そこには心配したような優羽がいて、





「もう回収したで」


「え、あ…」





手に持つ剣には血がべっとりついている。



…現実に戻ったんだ。





「ボー、としてどないしてん」


「べ、別に!!!」


「ふーん?」





水晶を天界に送っている優羽から目を逸らす。




どくん、どくん




優羽が見れない。


涙が出てきそうで胸が締め付けられる。






「おい、」






.
< 308 / 505 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop