少女王子さま 〜田舎娘に小鳥のワルツを〜
「…安心しろ、いつもルイスと一緒にいたこの3人が大丈夫と言っているんだ。大臣くらいに、見破られてたまるか。」
少年の言葉にミミはぽかんとする。
(…もしかして、励まそうとしてくれてる?)
「城の奴らはルイスのことを詳しく知らないから、あまり気負いしなくていい。」
たしかに、先程着替え中にコレットから聞いた話によると、ルイス王子は大人しくてあまり外には出たがらず、接触する人物も限られていたという。
「ええと………。」
しかし今までの少年の言動で、この行動に出られるとは思わなかった。