手のひらの終焉
「じゃあ、リャウカを信じる。

明日からマモウル達と一緒に寝てもらうことにしよう。

おやすみ」
 
スクセはアモーレが置いていったランプを下げて、

じゅうたんの向こう側へ消えた。
 
何だかいろんなことがあった夜だな。
 
思いながら、

リャウカは眠りに落ちた。
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