王子様と秘密の女の子
最終章

*未来へ


舞台を下りると皆が声をかけてくれた





「よかったよ!」






「あんなにちっさかったお前達も、もう一人前だな!」





私はありがとうっと返事を返して歩いた





するとお兄ちゃんが私の肩を叩いてきた





「これから行かなきゃいけないところがあるだろ?行ってこい!」






『うん!ありがとう!』





私は服も着替えないまま、会いに行ったんだ
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