王子様と秘密の女の子
＊由来side

お風呂から上がった私は柚菜お置手紙をみて嫌な感じがした


昨日の今日で柚菜に何かあるかもしれないと思い、急いで部屋を飛び出した


廊下に出るとクラスメートに柚菜の事を聞くと昨日の三人組に外に連れて行かれた事がわかった


急いで一階のロビーに行くとそこでジュースを飲んでいる優と昌にあった


昌「あれ？由来ちゃん、そんなに急いでどうしたの？」


「柚菜がクラスメートのやつらにつれていかれたの」


私は昨日のことを二人に話すと怒りに満ちた顔になり一緒に探すといい外に出た


外に出てしばらく走っていると


『イヤァ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――』


と柚菜の叫び声が聞こえてきた


私達が急いで駆け付けるとそこには黒いモヤモヤとした何かに囲まれ、体中に怪我をし血を流している柚菜が倒れていた


近くには昨日の三人組が涙を流しながら座り込んでいた
< 61 / 207 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop