俺のためにベルは鳴る
「なんで俺がテメェに奢んなきゃなんねぇんだよっ!!ってか、俺はフられねぇっ!!」



「はっ!!んなもん、コクってみなきゃわかんねぇだろ?」



「い~や。俺ならいけるっ!!絶対、いけるっ!!」



「フッ…言ったな。」



「あっ……」



まさに、売り言葉に買い言葉。



怒りにませて、つい、大きいことを口にしてしまった俺は、



ニヤリと意味深な笑みを浮かべる親友を見つめながら、ポカンと口を開けた。

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