俺のためにベルは鳴る
でも、目の前の親友は、



俺の手をペシッとはたき落とし、



フッと不敵な笑みを浮かべると、



「なに?自信ねぇの?」



「は?」



「6年振りだし…腕も鈍ってるだろうし…まぁ、しょうがねぇよな。」



「えと…」



「よしっ!!肉マン、決定っ!!…ってことで、ちゃっちゃと投げろ。んでもって、あっさりマリアにフられてこい。……フられ……プッ……慰めてやんねぇけど…」



「はぁ?」



またしても、小さく吹き出しながら“言ってはならない言葉”を連呼してきて…

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