いちごみるく

~実瑠来side~

ドンドンドン・・・


ボールの音が体育館に響いている。


「うわ~すごーい!!」


「すごいねぇ~!」


私と朋美は感激していた。


だって先輩達がキラキラしながら


楽しそうに部活をしているから。


「あ!バレーとバスケってコート  

 
 半分で分け合ってつかってるんだ~」


私はそこにもびっくりした。


でも広い体育館だから迫力がある。


「ねぇねぇ!実瑠来!イケメン発見!」


「え?どこどこ?」


「ほら!今バスケのシュート決めた人!」


「あぁ~!そうか~?」


「やばい!私惚れちゃったかも\\\\」


「早いね~朋美わ~」


「胸がキュンキュンしてきたー☆」


「はいはい。わかったから。」


やっぱり朋美って惚れやすいんだ。


特にイケメン好きって事がわかった。


「実瑠来は誰か見つけた~?」


「はぁ?男目当てで来たんじゃないでしょ!」


「あ!そうか!へへっ☆」


「もぉ~しっかりしてよね!」


「はい!狩田朋美!バスケ部に入ります!」


「え!いきなりかよぉ~


 私は・・・どうしよっかな?」


「実瑠来も一緒に入ろうよ!」


「ん~入りたいけど~」


「もしかして!剣太くんと同じ部に?」


「はっ?なんで剣太くんなのよ!」


「だって好きなのかな~って思ったから☆」


「バカ言わないで!」


こんな事を言ってると隣に・・・
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