先生は私の青春でした
｢麻里､もういいから！！さくらが練習参加しないから悪いんだよ！｣


｢でも…。｣


｢みんな迷惑かけてごめんね。これからはちゃんと練習参加するから｣


思ってた以上にクラスのみんなに迷惑をかけていたことに気付いた…。


｢じゃあ､今日はもういいから明日からは絶対練習参加しろよ！！｣


｢うん…。｣


その日は全然クラブに集中できなかった。



どうしていいかわからなくなって、帰りに香織に相談した。



｢香織はクラスの練習出なくていいの？｣


｢私？私のクラスはカレー屋さんで、私はｳｴｲﾄﾚｽだから当日だけで良いんだよね。｣


｢そっかぁ。｣

｢さくらのクラスは演劇だっけ？｣


｢うん…。そうなんだけど…。｣

｢どうした？なんかあった？｣


｢夏休みにさくら最初の方クラスの練習にたまに行ってたでしょ？
そしたら、部長がクラブさぼる為に練習に行ってるってみんなと話してるの聞いちゃったんだ…。
だから､クラスの練習行きづらくなって…。
それで、クラブ優先してたら今度はクラスの人に迷惑だし出なくても良いって言われちゃった…。｣

部長の事や今日あったことを香織に全部言った。
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