先生は私の青春でした
２４日先生ドキドキしながら先生との待ち合わせ場所に行った。


(どうしよう…。めっちゃ緊張する…)


少し待っていたら先生の車が私の前に止まった。


どうしていいかわからなくて戸惑っていると運転席の窓が開いた。



｢田中遅くなってごめんな。とりあえず車乗って｣


｢助手席乗ってもいいですか？｣


こんな時でもないと一生先生の助手席になんて座れないと思ってお願いしてみた。


｢助手席以外に何処に乗るんだよ笑｣


｢失礼します…。｣


ドキドキしながら車に乗り込んだ。


｢せかして悪いな。もし学校のやつに見られたらやばいから…｣


｢あっ…。全然大丈夫です。今日は私が無理言ったし｣


｢見られたらやばいし、俺の家でも良いか？｣


｢はい…。｣



私が卒業しても先生は先生としての立場がある事を知って少し寂しくなった。


車に乗っている間はお互いあまり喋らなかった。



そうしている間に先生の家に着いた。
< 187 / 226 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop