先生は私の青春でした
なんとなく身構えてしまったけど、先生は手のつぼとか教えてくれて普通にマッサージをしてくれた。


もう先生に安心しきっていた。



「先生今一年の担任だっけ」

「おう。最近の高校生みんな若いなあ。やんちゃで困る」


「そっかあ。さくらもまだ高校生がよかったよ」


「お前も結構問題児だったけどな」


「えー!さくら普通にいい子だったし笑」



「自分で言うなよ笑。でもさくらが学校いたら楽しいのにな」


「ほんとに?」


「あぁ。やっぱりお前がいなくて寂しいよ」


冗談ってわかっていても先生の言葉に照れてしまった。


「先生そんな事言ったら本気にしちゃうよー笑」



私がそう言うと、先生がマッサージの手を止めた
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