あたしのお兄ちゃん*完*
「お兄ちゃん、お疲れ様っ。」
夕日が沈みかけて街灯が明かりを灯したころ。
紗柚といつもの帰り道を行く。
「お前こそ、疲れてないか?」
仮入部早々に1人で掃除や洗濯物…。大変だったと思うのに、自分より他に気を遣う。
「私は全然っ。楽しかったよ!」
笑顔で話す紗柚。
「あ、それより部活のあとの…、お兄ちゃんって呼ばないほうがよかったかな。」
「いや、どうせバレるし。そのままでいい。」