ダイアモンド


「あの、その人俺の知り合い!」


「宮田さん?そうでしたか、すみません。」


「あっ、いえいえ…。」


「次は球場の前で待ち合わせしないでくださいね。」

「すみません…」








「こ、こんばんは…」


「こんばんは…」



わーーーー!
あたし挨拶してるよ!
なんだこれ



緊張する…





「…これ、ありがとうございました。

なんか私気付かなくて、
あの…」


「俺が野球やってるって事?」


うなずいた。


「いやーー、まだまだ試合出てませんから…」


「今日見ました、試合。

わたし、こんな凄い人のかりちゃったんだって思って…」


「上着のことは気にしなくていいですよ。

とゆうか、わざわざ…ありがとうございます。

俺なんか、まだまだ凄くないです。」




_
< 11 / 38 >

この作品をシェア

pagetop