Virus
淳「実は俺…昔から体弱いんですけど…先月に入院まではいかないんですが肺炎にかかっちゃって…もうだいぶ良いんですがまだ咳が出ちゃうんですよ」
瞳「えっ…なのにそんな走ったりして大丈夫なの!?」
涼「そうだよ。肺炎だって甘く見ると痛い目見るぞ?」
淳「分かってますけど…この状況で体を気にかけてるわけにはいかないんで…。本当大丈夫なんです。薬はまだ処方されたの飲んでなきゃですけど」
そうニコッと笑ったのと同時に遊志が淳志の頭をガシガシとした。
遊「まぁ、一応大丈夫だよ。俺もちゃんと見張ってるし?」
淳「ちょっ…止めてよ兄さん。俺もう子供じゃないよ?」
遊「うっせーなぁ。俺にとっては弟であって餓鬼なんだよ」
淳「ぷっ…それ兄さんが言う?」
遊「なんだと?生意気な奴めっ!」
遊志が淳志の頬をつねる。
淳志は「いひゃい いひゃい(痛い 痛い)」と言った。
本当…仲の良い兄弟だな…。
瞳は改めて思った。
ウチは一人っ子だからな…
誰かと居るのは楽しいもんね
特に子供同士は
ご飯食べたり話したり寝たり………って
…アレ?
ウチ……なんでそんな記憶があるんだろ…
一人っ子なのに……
ぼんやりと誰と過ごしていたかは思い出せるがその「誰か」が思い出せない。
……友達…だよね
てか、それしか考えらんないもん
親戚は皆、年上の人ばっかだし…
そんな事を考えていると
夕「あっ!飛行機来たよ!」
と声が聞こえた。
瞳「えっ…なのにそんな走ったりして大丈夫なの!?」
涼「そうだよ。肺炎だって甘く見ると痛い目見るぞ?」
淳「分かってますけど…この状況で体を気にかけてるわけにはいかないんで…。本当大丈夫なんです。薬はまだ処方されたの飲んでなきゃですけど」
そうニコッと笑ったのと同時に遊志が淳志の頭をガシガシとした。
遊「まぁ、一応大丈夫だよ。俺もちゃんと見張ってるし?」
淳「ちょっ…止めてよ兄さん。俺もう子供じゃないよ?」
遊「うっせーなぁ。俺にとっては弟であって餓鬼なんだよ」
淳「ぷっ…それ兄さんが言う?」
遊「なんだと?生意気な奴めっ!」
遊志が淳志の頬をつねる。
淳志は「いひゃい いひゃい(痛い 痛い)」と言った。
本当…仲の良い兄弟だな…。
瞳は改めて思った。
ウチは一人っ子だからな…
誰かと居るのは楽しいもんね
特に子供同士は
ご飯食べたり話したり寝たり………って
…アレ?
ウチ……なんでそんな記憶があるんだろ…
一人っ子なのに……
ぼんやりと誰と過ごしていたかは思い出せるがその「誰か」が思い出せない。
……友達…だよね
てか、それしか考えらんないもん
親戚は皆、年上の人ばっかだし…
そんな事を考えていると
夕「あっ!飛行機来たよ!」
と声が聞こえた。