Virus
み「なっ…!?」
背中から出てきたのは白い触手のようなものだった。
何コレっ…!
よく見ると先端部分に鋭い牙が生えた口のような物がついてる。
J「紹介するよ。この子達はヒドラ。寄生虫でこの子達も宿主の体を強化する特性があるんだよ。君の中に入れて数時間でこんなに成長したんだ」
まるで我が子を見るように寄生虫に触れるJ。
み「う…そでしょ…」
こんな化物が僕の中に…?
メキィ…
ビクン!
み「うあ……あぐっ……!」
体が激しく痙攣する。
J「この子達には面白い習性があってね……。寄生虫なのに蜂のような社会性を持っていて女王蜂のような存在の寄生虫が居るんだ。“クイーン”って名前なんだけど、クイーンは俺の中に居るんだよ」
み「!? …えっ…?」
なっ……
この人…自分からこんな化物を入れたっていうの!?
J「クス……。だから、この寄生虫が居れば俺の言葉をクイーンの言葉だと思い宿主の意思をも無視して言う事を聞くってわけ。体が言う事をきかない状態だね。だから……どんなに足掻いたって君は強制的に俺の言う事をきかなければならないんだよ」
Jはみみを見下ろしながらそう言った。
み「そん…な……。あっ…!」
メキィと右肩が軋む。
み「はっ…!あぐ…!」
ググッ…!
右腕全体が変形してるのがよく分かった。
み「ああ……!ぐっ…!」
ドシャッと完全に床に倒れた。
その間も体は痙攣し、変形していく。
J「クス…どんな気分だい?化物になってく感じは?あぁ…そうそう…。報告で聞いてるけど君、S.Dの捜査協力してたんだって?本当S.Dは鼻が良くって困っちゃうよ。君のお父さんもなかなかしつこかったよ」
み「!」
少しだけ顔を上げるとJはしゃがんだ。
J「あんまりしつこいもんだから……つい殺しちゃった」
み「!?なっ…!?」
目を大きくするみみにJは嘲笑する。
背中から出てきたのは白い触手のようなものだった。
何コレっ…!
よく見ると先端部分に鋭い牙が生えた口のような物がついてる。
J「紹介するよ。この子達はヒドラ。寄生虫でこの子達も宿主の体を強化する特性があるんだよ。君の中に入れて数時間でこんなに成長したんだ」
まるで我が子を見るように寄生虫に触れるJ。
み「う…そでしょ…」
こんな化物が僕の中に…?
メキィ…
ビクン!
み「うあ……あぐっ……!」
体が激しく痙攣する。
J「この子達には面白い習性があってね……。寄生虫なのに蜂のような社会性を持っていて女王蜂のような存在の寄生虫が居るんだ。“クイーン”って名前なんだけど、クイーンは俺の中に居るんだよ」
み「!? …えっ…?」
なっ……
この人…自分からこんな化物を入れたっていうの!?
J「クス……。だから、この寄生虫が居れば俺の言葉をクイーンの言葉だと思い宿主の意思をも無視して言う事を聞くってわけ。体が言う事をきかない状態だね。だから……どんなに足掻いたって君は強制的に俺の言う事をきかなければならないんだよ」
Jはみみを見下ろしながらそう言った。
み「そん…な……。あっ…!」
メキィと右肩が軋む。
み「はっ…!あぐ…!」
ググッ…!
右腕全体が変形してるのがよく分かった。
み「ああ……!ぐっ…!」
ドシャッと完全に床に倒れた。
その間も体は痙攣し、変形していく。
J「クス…どんな気分だい?化物になってく感じは?あぁ…そうそう…。報告で聞いてるけど君、S.Dの捜査協力してたんだって?本当S.Dは鼻が良くって困っちゃうよ。君のお父さんもなかなかしつこかったよ」
み「!」
少しだけ顔を上げるとJはしゃがんだ。
J「あんまりしつこいもんだから……つい殺しちゃった」
み「!?なっ…!?」
目を大きくするみみにJは嘲笑する。