Virus
ウチは夢を見た。



白い空間に居た。



ここ何処だろ…



周りには白衣を着た人たちが居てなにかしている。



横を見ると大きな水槽が置いてある。



その水槽の中身は…




とみ…







呼ばれてる…?



ひ…とみ…




水槽の中から聞こえてる。



誰か居る…?



ひ…とみ



今度は違う声…



ひとみ…!



み「瞳!!」



瞳「わっ!」



目をぱちくりさせると目の前にみみが立ってた。



…今のは…?



み「ちょっと瞳!大丈夫?寝ぼけてんの?」



瞳「あっ…ゴメン。大丈夫」



み「交代の時間だよ。悪いけどお願いね」



とみみは欠伸をした。



淳「あっ、伊坂さんは先に前に行きましたよ。お願いしますね」



瞳「分かった。ありがとう」



ウチは夢の事が気になったが前の席に向かった。



すると



み「瞳!」



瞳「?わっ…」



振り向いたのと同時に何か布のよいなものが投げて渡された。



み「寒いから使いな」



瞳「ありがと」



み「いいえ〜」



みみは手をヒラヒラさせた。



ウチは静かにドアを開けて行った。
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