feather ~海の彼方~


「どう?俺たちの演奏は……って、なんで泣いてんの~」


私は感動という言葉では足りないくらいの感動に、気が付けば大号泣していた。

その私の涙を、カイがニコニコした顔で拭ってくれた。


「絶対うそだぁ~…だって、本物!?」

「本物、本物。今まで黙っててごめんね?俺たち顔出ししてないからさぁ~」

「だからってホントに!?」

あっけらかんと言うカイに、未だ信じきれない私。



「まだ、信じらんない?もう一曲いっとく?」

「もうやめてぇ~。また泣きそう……」

「あははっ!!泣きすぎだって!!」


< 101 / 208 >

この作品をシェア

pagetop