feather ~海の彼方~
「どう?俺たちの演奏は……って、なんで泣いてんの~」
私は感動という言葉では足りないくらいの感動に、気が付けば大号泣していた。
その私の涙を、カイがニコニコした顔で拭ってくれた。
「絶対うそだぁ~…だって、本物!?」
「本物、本物。今まで黙っててごめんね?俺たち顔出ししてないからさぁ~」
「だからってホントに!?」
あっけらかんと言うカイに、未だ信じきれない私。
「まだ、信じらんない?もう一曲いっとく?」
「もうやめてぇ~。また泣きそう……」
「あははっ!!泣きすぎだって!!」