feather ~海の彼方~


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「紫陽花の宿へようこそいらっしゃいました。当宿の女将、秋月と申します」

「若女将の春日と申します。」

「長旅、お疲れさまでした。本日はごゆっくりご寛ぎください」


私たちを迎えてくれたのは、美しい着物に身を包んだ女将さんたち。


「きれい……」

「本当にいいところだね」


私がその雰囲気に酔っていると、チェックインを済ませたカイが戻ってきた。


「これから部屋に案内してくれるって」

「楽しみ~。どんな部屋なの?」

「一番、お高い部屋だよん」


だよん、って……。

カイもテンションおかしくなってるよね………。


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