忠犬王子〜ボクはキミの付き人〜




ウトウトし始めた頃…
―バンッ!
「桜〜
お菓子くうか〜?」


関西野郎龍矢クンが

わざわざ!

屋上の扉を思いっきり開けながら入ってきた


「ちょっと龍!
鈴起きちゃうから静かにしててよ!迷惑だから!!それにお菓子ぐらいで大声ださないでよっ」


「おぅ、悪かったなぁ」


まぁ
お陰で僕は目が覚めたんだけど…


「…で お菓子は?」


「結局食うんかいっ」


もちろん
好きだもんっ


「結構あるね〜
あ チョコ食べよ」


「あ!それ俺が食おう思ってたのに!!」

「知らな〜い」

.
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