忠犬王子〜ボクはキミの付き人〜



「観覧車。」


「えっ この流れでいきなりその発言いっちゃうの。」

「さすが女王様や。ラストに乗るのが王道やっちゅーのに初っぱなからとは」


「…よし!!いこう!」


「嘘よ、うそ。桜本気にしないの。」

観覧車に向かおうとしたら鈴に止められた。



「鈴、観覧車いいの??」

「ええ。最後でいいわ。桜が乗りたいのいきましょ」




.
< 78 / 91 >

この作品をシェア

pagetop