そして誓いの言葉を絆に
「だって、涼は何もしないでしょ?」

涼の部屋でいつも2人きりだけど、今までその……キス以上の事、って……した事もないし、そんな雰囲気になった事もないよね?

私がそう言うと、涼は言った。



「俺だっておまえの事、抱きたいと思ってるよ」



ドクン

今まで聞いた事がない言葉に免疫が無く、鼓動はさっきよりも高い音を立てて鳴った。



でも、すぐに涼は言葉を続けた。



「感情論で言ったらな? でも、理性で分かってるんだよ、『今じゃない』って。美雪が僚二の事を笑って話せる日が来るまで……そして、俺が美雪のご両親に挨拶出来ると思った時……その時が来るまでは、今のままでいいと思っているだけなんだぞ?」

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