女王様とお調子者
**恋の花が咲いた頃**
「ねぇねぇ、先生はバレンタインに何貰ったら嬉しい?」
1人の女子の質問に耳がダンボになる。
「ん~そうだな~…普通にチョコも良いし、クッキーも良いけど…貰えれば何でも嬉しいんじゃないか?」
ニコッと笑って言う先生に女子がキャーキャー騒いでる。
煩い…。
『あの!そろそろ閉めるんで、借りるなら早くして貰えます?』
イラついたあたしは女子達が固まってる所に行って言う。
「は?何なの?」
「今、先生と話してるんだけど!」
さっきの声よりも低く喋る女子達。
だけどそんな事であたしが怯む訳が無い。
『話すなら明日にして貰えます?片付けられないんで』
無表情に淡々と言ってやった。