【短編】ちいさな ちいさな はつこい
「コウ君 お元気ですか?
美古都はもうお手紙を書くことはできないので、お母さんのわたしが代わりに書きます。
漢字が難しいかもしれないから、お母さんにでも読んでもらって下さいね。
先に言ってしまうけど・・・残念ながら美古都の病気はよくなりませんでした。
こちらの病院のお医者様方も一生懸命頑張ってくださいましたけど、やっぱり治りません。
美古都の病名は『小児ガン』と言います。とても治すのが難しい病気なのです。
今、美古都は人口呼吸器を付けて、意識もない状態です。
お医者様の話しだと、もうあと1ヶ月もつかどうかくらいらしいです。
美古都はコウ君とは折り紙をしたり、本を読んだりしてたようだけど、一人の時はずっと絵を描いていました。
本当に好きだったようで、こっちの病院に来てからも、最近までずっと一人で絵を描いていました。
美古都の最後の絵を同封します。見てやって下さい。
コウ君には、どれだけお礼を言っても足りないぐらいです。
あの子の人生に素敵な思い出を作ってくれて本当にありがとう。
どうかミコトの分までたくさん元気にいっぱい生きていって下さいね。」
美古都はもうお手紙を書くことはできないので、お母さんのわたしが代わりに書きます。
漢字が難しいかもしれないから、お母さんにでも読んでもらって下さいね。
先に言ってしまうけど・・・残念ながら美古都の病気はよくなりませんでした。
こちらの病院のお医者様方も一生懸命頑張ってくださいましたけど、やっぱり治りません。
美古都の病名は『小児ガン』と言います。とても治すのが難しい病気なのです。
今、美古都は人口呼吸器を付けて、意識もない状態です。
お医者様の話しだと、もうあと1ヶ月もつかどうかくらいらしいです。
美古都はコウ君とは折り紙をしたり、本を読んだりしてたようだけど、一人の時はずっと絵を描いていました。
本当に好きだったようで、こっちの病院に来てからも、最近までずっと一人で絵を描いていました。
美古都の最後の絵を同封します。見てやって下さい。
コウ君には、どれだけお礼を言っても足りないぐらいです。
あの子の人生に素敵な思い出を作ってくれて本当にありがとう。
どうかミコトの分までたくさん元気にいっぱい生きていって下さいね。」