黒いスーツの王子様
ったく、
バカ犬め‥






「ノン太郎!」



希の肩を
おもいっきり揺する。

すると、






「‥ぅへっ!?」


びっくりしたように
目を開ける希。





「‥おはよう。」

「あれ!?祐輔!!?
どうしたのっ??」


「どうしたのって(汗)
お前を探しに来たンだよ‥」



俺はそう言って、
ポケットからタバコを出す。








「……そぅ。」



希の目は微かに腫れていた。

泣いてたんだ‥






「ほれ、中入ろ。
風邪ひいちまうだろ‥」


俺がそう言うと、

希は口を尖らせ
首を横に振った。


.
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