刺激
現実
H高校で私を待っていたのは、刺激でもなんでもない、ただの孤独だった。


1人で知らない土地に足を踏み入れた私は、誰とも話すことが出来ず、1人ぼっちだった。


「こんなことなら、みんなと同じ高校に行くんだった…」


そんな私を支えていたのが大好きなバレーだった。


毎日部活をしに学校に行く。授業や昼休みは死んだような目をし、部活になった途端、目を輝かせていた。
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