水色の手紙




まるで……絵画。




静かで、そこだけ時間が止まったようだった。




外の白い景色に溶けてしまうんじゃないか……と、思うような彼女の瞳は、どこか淋しそうに見えた。




雪を目で追うわけでもなく、ただ窓の外を眺めているだけの瞳。




何を思っていたのかな。





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