ただ…抱きしめて
「あっ、ありがとう…」


受け取った水を一息に飲み干した。


その時、ふいに鳴り響くチャイムの音。


優人がインターフォンを取る。


「あぁ、今開ける…」


そう言うと、ゆっくりと受話器を置いた。


「誰か来るの?」


自分の部屋へ入ろうとする茉葵。
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