【短編】スキまでの距離
まだ冷たい風の中全力で走る。
もうどこに向かってるなんてわからなかった。
それでも恥ずかしすぎて。
せっかく勇気出したのに。
こんな失敗ってないよ。
ほんとあたし何やってんだろう。
気がつくともうどこかわからない公園に着いた。
ここどこだろう。
せっかくの卒業式。
せっかくの告白。
自分のせいで台無しにしちゃったよ。
少し冷静になって、公園から沈む夕日を見る。
もうどうしていいかわからなくて
涙が出てきた。