スキ、だけどキライ


ピーンポーン

何度チャイムを鳴らしても誰も出てくる気配はない。


どっか行ってんのかな?


でもその確率は、絶対に無いと確信した。


玄関に鍵がかかってなかったからだ


アイツん家はおばさん達が家を空けることが多いからって、玄関の鍵は3つもつけている。



そのドアが開いているのは
あきらかにおかしかった。


勝手に入っちゃっていいよ、ね?



おじゃましますと呟き
部屋に入っていくことにした


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