キミにサヨナラをする。



――――…



心愛は熱で学校を早退したらしく、俺は一人で家に帰った。




ピンポーン…


「はい。…あら、優ちゃん?久しぶりねぇ!!心愛なら二階で寝てるわよ、あがってあがって♪」




「あ、ありがとうございます。」



俺は、
心愛が大好きなたいやきを持って心愛の部屋に向かった。





心愛の喜ぶ姿を想像しながら。










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