遅れたクリスマス
一人のクリスマス

一人

12月25日
クリスマス

今年も私はイルミネーションの輝く街並みを眺めながら家へ帰る。
恋人のいない寂しい私にとってクリスマスは嫌いだ。
街にはたくさんのカップル
店の中にもたくさんのカップル
これは…私への…罰なのか…
泣きそうになるそんなクリスマス


(さっさと帰ろう…)

そんな気持ちが強まっていった

でもその時
家に帰ろうとする私の足は

止まった


――――――雪?

白い白い雪

とても綺麗で白くて笑顔がこぼれる

ホワイトクリスマス…

ま それもいいかもしれない

ちょっと幸せな気持ちで

家へと向かった

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