姫と竜 *王子が誘拐*

身体が唇が震える。


「……エリーゼ。そなたは見目が美しいのではない。心が美しいのだ。そなたは王族である前にヒトであろう?ヒトである事に王族かどうかは 関係がある事なのか?」

そっと離した唇で、囁く様に言った。

「人は力を持つと傲慢になる。権力に支配され 自分が何者で在るのかも忘れてしまう。忘れずにいるのは………容易ではないのだ。」


……意味がわからない。


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