親友!?幼なじみ!?恋人!?












「…み……波、美波!おいっ!」


体を揺すられてる感覚と、名前を呼んでいる声にはっと目が覚める。


数ヵ月…


わたしたちの長い付き合いに比べたら、たかが数ヵ月。


なのに、この声を懐かしく思える。


この声に温かみと安心感を覚える。


覚醒していく意識の中で、体を重々しく起こし、声の主の方を見た。



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