親友!?幼なじみ!?恋人!?


ベッドの上に隣同士に腰をかける。


二人の重みからかいつもよりも深く沈むベッド。


肩があたる距離に少しドキドキする。


慎吾が隣にいることに幸せを感じる。


「慎吾…ニュージーランドに行って、晃と会って、改めて思った。 慎吾が好きだって」


慎吾の方に身体を向ける。


慎吾も顔だけわたしに向けてくれた。



「好きです」


もう一度言う。


穏やかに笑う慎吾を見て、わたしもつられて微笑む。



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