親友!?幼なじみ!?恋人!?
そんなことを思いながら、
わたしの特等席に嬉しくてにやける。
慎吾の隣が普通で、わたしだけの場所。
嬉しいから慎吾のわけわからない発言も大目にみてやろうじゃないか!
ふふっと笑うと、慎吾と手を繋いで歩く。
自分の家に着くと、お兄ちゃんとお姉ちゃんがいて「おかえり」と言ってくれた。
ちゃっかり土産の催促もされて呆れたけど、しっかりと手に持っているお土産。
それぞれに渡すと意気揚々に自分の部屋に散っていった。
はぁ~とため息を溢すと、慎吾は爆笑。
何がおかしいのか、わたしの部屋まで笑い続けてた。