子供すぎる私と大人すぎた貴方
嫌われた
私は放心状態だった。

するとケータイが鳴った
しげきからの返信だ


【何かさやかって悩んどらんか?】


何で・・・うちの心読めてんの?
私はゆっくり返事をした

【別にしてない、あったとしても
しげきには関係ないことでしょ】

返事はすぐに来た

【あるやろ】

【だからないってば】

【俺、一応大人だしさやかより人生
わかってんねん(^^;)俺じゃ話しならんかもしれんけどそれで楽になるなら話し聞くで】

【うん】

【うんじゃなくてどうした!?】

【言ったら幻滅される】

【そんな事しんわ!俺様だぞ】

【意味わからん、大人は嫌い】

【大人なめとんの?話せって】


私はメールを無視した。

「完全に嫌われた・・・・
別に好きじゃないしいいもん」

強がってる自分の目からは涙が出てた
その涙は止まることはなく
その夜はずっとしげきからのメールを
何度も読み返した
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