この腕の中で君を想う
「は…?」
思わず声をあげたのは私で
ソファから勢いよく体を起こすと、意味が分からないという表情で真沙美を見た
「だから、眞理はタクシーなんて使わずに達巳さんの車で仲良く家に帰って。
多分その頃には達巳さんの昼休みも終わってると思うから
ついでに達巳さんもお仕事に戻ってね」
私と達巳を交互に見てニコッと笑い、平然と言ってのける
「おぃ…まさか俺って…」
流石の達巳も笑みが消える
「うん、足」
…真沙美が悪魔に見えた