最後の手紙
「海だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」



潮風に吹かれてちょっと髪の毛が絡まるけど・・・


磯の匂い


雲ひとつない快晴


う~~~んっ楽しみっ♪


「お前元気すぎ・・・」


突然目の前に現れたのは・・・


虹太。


ドキっ


「元気で何がいけないのー?!」


カッコイイ・・・


えっ?!


私・・・今・・・


『カッコイイ』って思った?


えっ


えっ?


よくわかんないけど・・・


気のせいだよ・・・ね?


ドクンドクンドクン


心臓がうるさい


虹太に聞こえてしまわないように


息を殺す。


ドクン


静まれ・・・


虹太は


カッコヨクナンカナイ
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