溺愛ラバーズ
02.愛する息子
「うだー。あ゙ー。」
「誠くん元気ねー。」
「あー。うあー。」
「もう…可愛い〜!」
部屋にて、愛する妻と愛する息子が遊んでる様子。
産まれて8ヶ月になる誠はハイハイをする様になり追いかけるのが大変だ。
けど、微笑ましいものもある。
まりあが移動すればその後をアヒルの子みたいに付いて回る。
日中は仕事で家にいない為、2人がどうしてるかなんてわからないが、帰宅してイラッとする日が増えてきた。
今日だってそうだ。
まりあにベッタリな誠は疲れて帰ってきた俺に目もくれず、しがみ着く様にまりあに抱きついている。
「樹さん、誠くんね今日はいつもより元気だったの。」
誠を抱き上げ、駆け寄って来たまりあ。
背広を渡し、今度は俺が誠を抱き上げると顔を歪ませ体を動かす息子。
腕から体を乗り出すほど。
なんだ、この嫌がり様は!
「うわぁぁぁぁっ、あ゙ー、まぁー。」
「誠くんどうしたの?」
誠の泣き声で慌てて戻って来たまりあ。
こめかみがピクピクと痙攣する。
「誠くん元気ねー。」
「あー。うあー。」
「もう…可愛い〜!」
部屋にて、愛する妻と愛する息子が遊んでる様子。
産まれて8ヶ月になる誠はハイハイをする様になり追いかけるのが大変だ。
けど、微笑ましいものもある。
まりあが移動すればその後をアヒルの子みたいに付いて回る。
日中は仕事で家にいない為、2人がどうしてるかなんてわからないが、帰宅してイラッとする日が増えてきた。
今日だってそうだ。
まりあにベッタリな誠は疲れて帰ってきた俺に目もくれず、しがみ着く様にまりあに抱きついている。
「樹さん、誠くんね今日はいつもより元気だったの。」
誠を抱き上げ、駆け寄って来たまりあ。
背広を渡し、今度は俺が誠を抱き上げると顔を歪ませ体を動かす息子。
腕から体を乗り出すほど。
なんだ、この嫌がり様は!
「うわぁぁぁぁっ、あ゙ー、まぁー。」
「誠くんどうしたの?」
誠の泣き声で慌てて戻って来たまりあ。
こめかみがピクピクと痙攣する。