幸せな結末
とは言っても、再会できたのはとても嬉しい。

運命と言う言葉を、思わず信じてしまう。

「今日からバイトだっけ?」

そう聞いた俺に、
「はい、事務員のバイトで週3回です」

「週3って、いつ?」

「月、水、金です」

「へえ」

週3回か。

1週間に3回だけでも、彼女に会えるのは嬉しい。

「学生?」

そう聞いた俺に、
「はい、大学生です」

美羽ちゃんが答えた。

なるほど、大学生か。

「若宮さんは、この会社に勤めて何年になるんですか?」

「俺?」

いきなり美羽ちゃんに質問を振られ、俺は戸惑った。
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